保育士 転職の重要な内容

@採用に際して白人男性とアジア系男性のどちらかを決めるとき、G社の日本人幹部社員が採用担当者に、「アメリカの白人は高給をもらうようになると、とたんに働きが悪くなるから、若いアジア系男性を採用するように」との指示を電子メールで送った。
AG社では毎週重要な会議が定期的に開かれるが、その会議は日本語で行われるため、事実上原告(訴えた側)の白人二人が排斥された。 BG社には責任ある地位に就いている社員が120人強いるが、そのうちヒスパニックは一人だけで、アフリカ系アメリカ人は人もいない。
さらに、訴状は女性差別についても言及し、CMBAの取得をめざす社員に対し、男性には授業料の補助があるのに、女性には同種の補助が一切行われない。 とあります。
また、私自身が内部の方からお聞きした内容には、D原告のうち一人はユダヤ系白人だったが、日本人駐在員たちがことあるごとに彼に関して、「ジューイッシュはずるがしこい」「カネに細かくて困ったもんだ」と聞こえよがしの悪口を言い合っていた。 という、信じられないようなものまでありました。

こうした訴状の内容(@〜C)や法廷における口頭での訴え(Dに類するもの)が裁判でほぼ認められ、G社は790万ドル(ドルー20円換算で約9億5000万円)もの支払いを余儀なくされたのです。 日本人駐在員の不注意な言動が敗訴を招く以下、@〜Dについて少し解説を加えておきましょう。
@は、「解雇」時の注意事項として述べたように、情報管理とそれに関する社員の意識の問題といえます。 この電子メールは「2002年10月」のものだと明記されていますから、発信者か受信者の不注意によって情報(プリントアウトやそのコピー)が原告の手に渡ったのでしょう。
Aについては、G社ほどの大手商社がまだそんなことをやっていたのかと、私自身驚きました。 結果的ではあれ、その会議に出席すべきアメリカ人がそこから排除されてしまうのは、日本人によるアメリカ人への差別、と見なされてもしかたありません。
企業によっては、「駐在は将来に向けた経験を積ませるため。 英語は現地で勉強すればよい」「仕事のできることが優先。
語学力は二の次」との判断で駐在員を選定するケースがままあります。 ですが、Aのようなリスクを考えると、やはりアメリカ駐在員は「仕事もできて、英語も(ある程度)できる人」を人選すべきでしょう。
BとCは、裁判を有利に進めるために。
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